7月14日
今日はラーメン王(立石・山本・佐々木)の案内する大江戸テーマパークツアーという企画。都営の1日乗車券をフルに使って東京のラーメン屋さんを巡るという企画である。
朝、昨日もらったカツサンド。部屋、特に机の前を少し整理。汗をかいたのでシーツを洗濯。
9時半前に出たが大江戸線を1本乗り逃がして、新宿集合に少し遅刻してしまった。それでも新宿西口駅から集合場所に行く間に、思い出横丁の若月が開いていないことを確認。これで最初に行く予定の店を失ってしまう。
私のグループは、びっぐさん、Marさん、としやんさん、山中さん。そのうちとしやんさん、池袋集合と勘違いとのこと、少々遅刻。メモに池袋Parcoと書いてしまったそうだ。
まず都営の新宿駅へ。ここでハプニング。まず1日乗車券を買える券売機が1台しかなく、他の券売機にお金を入れたものの、びっぐさんMarさんのお札が呪われたように戻ってこない。駅員を呼ぶことに。さらに券売機で我々の前に1人で20枚くらいの1日乗車券を買う人がいて、最初のうちは3枚ずつ買っていたのだが、そのうち何故か1000円札を1枚入れては1枚購入というペースに。おかげで10分ものタイムロスである。
これならば窓口で買えばよかったかも、と。大江戸線へ向かう我々の先にはどこで切符を手に入れたか、麺吉さんグループが。ただ、彼らの姿を見たのはこれが最後だった。
我々は築地市場駅で下車。外へ出て、まず市場場内を散歩。というより、場内のラーメン屋さんの場所を紹介。ただ、すでに暑さにグロッキー気味。ラーメンよりは他の食べ物を食べたいという意見も。たしかに、中栄や豊ちゃんには思わず引き込まれそうに。引力を吹き払い、場外へ。人混みをかき分けて幸軒へ直行。ここは、探しにくいラーメン屋さんのランキングでは常に上位を争う店。路地の情報にある「幸軒」という看板の下に立っても、店の気配はまったくない。乾物屋などの奥にはいっていくと右手に店がある。
良かった冷房が効いていた。外の喧噪とはかわって落ち着いた空間。ここではラーメン、冷やし中華を思い思いに注文。もちろん、びっぐさんは茶カレー付き(茶碗カレーの略。茶碗にごはんが盛られ、その上にカレーがかけられている幸軒名物)。私は軟弱に冷やし中華。しかし、ここの冷やし中華は、チャーシューと麺の旨さがポイントで、東京でも有数の出来なのだ。なぜか冷やし中華にはスープがついてくる。
さて、一通り築地のラーメン店も見物、再び大江戸線の駅。森下で乗り換えて都営新宿線をずっと東へ。降りたのは千葉県にはいった終点、本八幡である。涼しい車両から外にでると、地下とはいえ、熱気を感じる。外に出ると猛暑。ここから2分もかからぬ月梅までが長かった。そう、ちょっとマニアックな店、月梅が二軒目である。これはユウメイと読む。私とびっぐさん以外は未食のようだ。
店は2軒あるのだが、奥の店は閉まっている。手前の店は細長いテーブルというかカウンターというか、その両側に5人ずつぐらいが座れる構造になっている。塩ネギ、醤油ネギ、味噌ネギ600円。冷やし750円もあるが、皆、塩ネギか醤油ネギを注文する。この店はクーラーこそあるものの、古くて効かず暑い。おまけに私の席は冷水機の後ろの熱気がもろに吹き付ける。さっぱりしているが、コクのあるスープ。ここに餃子の餡のように見えるテーブルの上のネギをたっぷりと盛る。ここのネギの特徴はたっぷり載せても、味がネギ辛くならないのだ。切ってから少し晒して、それを水気を切って混ぜているのだろう。モヤシも置いてあるが、敢えてこれは使わない。醤油を食べた人は、塩の方がよいのではという評価。でも、醤油の方だとラー油を入れたときの味の変化を楽しめる。塩だとラー油を入れると、ちょっとわけのわからん味になる。でも美味い。店内の入口近くには、野球結果を速報する黒板。これは店の古さとよく合っている。でも奥の壁には3枚のアイドルカレンダー、これはちょっとミスマッチかな。高校野球のポスターくらいがせいぜいこの店に合う限界だぞ。
外に出ると、汗が噴き出してくる。たまらず、駅前のビルに入って涼む。そのまま5階の本屋に行き、今日の予定をもう一度考え直す。当初のお台場は止めて、温泉案が出る。としやんさんが調べて、麻布十番温泉が昼からやっていることがわかる。ただ直交すると、休憩時間が長すぎるので、もう1軒、途中にある門前仲町の晴弘を挟むことにする。冷やしラーメンもあるし、また酒が確実に飲めるという選択。
門前仲町から外を10分近く歩くのだが、裏道は日陰でさほど暑くなかった。とはいえ、晴弘に着いたとたんに、注文は生ビール、生ビール。冷やし支那そばの注文はあとまわした。いやあ、こんなに美味いビールは久しぶりだ、ぐぐぐ、と最初の一杯があっという間に空になる。山中さんの注文した豆腐養も少しもらう。すっかり飲みモードだ。やっぱり体内水分が不足していたんだな、と思う。
ただ、ここまで来て食べないのはダメ、と冷やし支那そばを注文。一口目、胡麻油の香りが口の中に広がるが嫌らしくはない。細いちりちりの麺と冷たいスープがよく合っている。田々=>ちばき屋という、東京冷やしの流れをしっかり汲んでいるようだ。もやしはどうかな、と思ったが、水っぽさは少なくなかなか良かった。
すっかり満足して温泉へ。再び大江戸線。麻布十番で下車。深い地下から上にあがり、麻布十番温泉。1階の銭湯、越の湯は何回か経験あるが、3階の(休憩・サウナ付き)は初めてである。1260円+タオル180円。
地下500mから汲み上げている黒々とした湯。ところが温度が50度でとても入れたものじゃない。他のお客さんが水でどんどんうめていて、ようやく45度まで下がったところで入る。この温度は、根津の黒鉱温泉の温度だ。湯も似ている。サウナの方も熱く、とくに黒い髪の毛の温度が上がる。赤外線を吸収するのかな。ともかく、外の暑さなど忘れるくらいの熱いお湯とサウナ。先ほど飲んだビールはすっかり汗になって外に出ていってしまった。風呂から出て、畳敷きの広間でのんびり時間を過ごす。都会の中心での休日の過ごし方としてはとても贅沢だ。でも演劇場を兼ねたこの雰囲気は、ちょっと若い人向けではないな。
さて、風呂ですっかり元気を取り戻した面々。バスで御成門まで行き、三田線に乗る。西台までは35分だ。西台での目的地は、欣家である。
駅で降りて、大通りを渡ると大勝軒の看板が見える。西台大勝軒の位置を確認。びっぐさんによると中野系だとか。裏通りを欣家へ。よもや他のグループは来ているとは思わないが、店内を見ていないことを確認するとホッとする。
さて、4人がけのテーブルに椅子を1つ足して、着席。壁のメニューにほらふきざる2200円を確認して注文する。これは、かわせ屋さんから聞かされていたメニュー。5人前、1.5kgの麺が大きな皿に盛られるのだ。その前に、ビールの御仁も数人。自家製のキムチをつまみに。
まず、つけ汁が5人分やってくる。これは、つけ麺と同じサイズ。そして大きな皿に盛られた麺がやってきた。凄い迫力だ。これだけ多いのは1人ではまず食べられないだろう。上にはメンマやチャーシューものっていて、かなりお得感がある。つけ汁の中にもメンマや千切りのチャーシューがある。

さて食べ始める。たちまち5組の箸が皿の上にのびる。びっぐさんが大きなひとつかみ。負けじと私やとしやんさんも。つけ汁が熱々なのが嬉しい。やや固めだが食べやすい麺。どんどん食べられる。素麺、うどん、そばといったものを家族で分け合った経験はあるけれど、つけ麺を一緒に食べるのは初めての経験だろうな。一人一人で食べるよりも何となく楽しい。たちまちのうちに山が平たくなってくる。全部麺がはけるまで10分もかからなかった。平常時だと4人がちょうどいい分量かも知れないな。ともかくもお得なメニューである。一人あたり、ビール一杯よりも安いのだから。いや、麺だけ食べて失礼すると、ちょっと悪いような気もする。図々しくスープ割りもお願いする。口の中に魚系の味が広がって気持ちよい。
店を出て、J'sラーメンや戎といった店を確認。コナカの店頭に半ズボンが売られているのを発見。一着790円、二着1000円ということで、びっぐさんと私が購入、そして着替える。手に取ったズボンが汗を吸っていて重いこと。いやあ、体もすっかり身軽になってラストスパートだ。
三田線に再び乗り、西巣鴨で降りる。今日最後の店は、私のなじみの映月軒。すでにマスターには連絡済みである。店内は先客なし。結局、他のグループと逢うことはなかったな。奥に5人並び、ここでもビールやサワーを。まさしく食べるよりも飲むツアーなのである。モダンジャズをかけてもらう。ニラ玉を2つ注文。そして最後に塩つけを一杯注文して皆で食べる。
もう時間が無いので、都電は諦めて、三田線、大江戸線で新宿へ。春日でまた10分近く待つことに。そのため新宿着は遅れて直接店に。でも新宿西口の出口を出たら、報告会の会場の「東方見聞録」はすぐだった。ここで大崎さんのほか10人近くの審査員の面々がやってくる。結果報告は、細かいことを言い過ぎて失敗してしまったなあ。温泉に行ったことと欣家のほらふきざるだけ、強調すれば良かった。審査結果は、2軒+お茶の麺吉チームの勝ち。暑い中はるばるバスで十兵衛まで行ったのは尊敬。でも、パーマンチームのメンバーは炎天下に長時間歩いて大変だった模様。まあ、若いメンバーが多いから、それでも大丈夫。審査には負けてしまったけれど、チームのメンバーの満足度はとても高かったと思う、いや思うことにしよう。企画のOOSAKIさんありがとうございました。次回は、お客になりたいな。
そのあと新宿駅で解散のあと、きむうるさん御用達の店へ。ちょっとバーボンを引っかけたらどーっと疲れが出てきた。そのため終電に間に合う時間で退散させてもらう。
家に帰ったら、干したシーツを布団にかぶせる仕事が残っていた。沈没。